期間:2014年11月12日(水曜)~12月28日(日曜)
場所:情報サテライト2(閲覧エリア2階)
山梨に関する調査・研究に欠かせない基礎資料である『甲斐国志』は江戸時代に編纂された地誌で、
文化11(1814)年に完成しました。
『甲斐国志』の編纂は、甲府勤番支配滝川利雍が幕府の内命を受け、その後任の松平定能が、
甲斐の学識者内藤清右衛門、森島其進、村松善政を編纂員として進めました。
松平定能によって幕府に納められたものは『献進本甲斐国志』と呼ばれています。
『甲斐国志』の写本は十数種の異本があります。山梨県立図書館では甲府の学問所・徽典館旧蔵の
徽典館本『甲斐国志』を所蔵しています。 『甲斐国志』は明治時代以降に活字化(翻刻)され、
複数回刊行されました。
『甲斐国志』成立200年に当たり、『甲斐国志』とそれに係わった人々について紹介します。
展示内容
*徽典館本『甲斐国志』
*『甲斐国志』の編纂
*刊行された『甲斐国志』
*刊行に尽くした人々
展示資料の一覧はこちらをご覧ください。(PDFファイルが開きます)。
徽典館本『甲斐国志』は山梨デジタルアーカイブの国書でもご覧いただけます。
展示風景